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2.最低限押さえておきたい知識
ここから簡単な理論に入っていきます。
まずは今まで慣れ親しんだであろうドレミファソラシドという音階をアルファベットで表していきましょう。
ド=C
レ=D
ミ=E
ファ=F
ソ=G
ラ=A
シ=B
以上のようになります。これからドレミではなくアルファベットで書きますので覚えてください。
それではまずスケールのお話から行きましょうか。
ペンタトニックスケール!アイオニアンスケール!
なんじゃそれ?でいいんです。
一番簡単なメジャースケールとマイナースケールだけとりあえず覚えましょう。
はい、ここに鍵盤があります。
音階はC→C#→D→D#→E→F→・・・というように半音ずつ上がっていっています。
ここで気づいたかもしれませんが、EF間、BC間には黒鍵(#がつく部分)がありませんね。
C→C#は半音。C→Dは全音。E→Fは半音。
このルール理解できますでしょうか?
隣の白鍵とは基本全音の関係ですが、黒鍵がない部分だけは半音の関係になります。
この関係を元に、メジャースケールとマイナースケールを考えていきましょう。
まずはメジャースケールから。
これを覚えてください。「メジャーは全全半全全全半の関係」
???となった方も多いでしょう。
スケールは元になった音(CメジャーならばC、EメジャーならばE)から見て、上の関係になっています。
まだよくわからないと思うので例を出しましょう。
Cメジャースケールを例にすると
Cから見て、全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音の順番に音を上げていきましょう。
そうすると C→D→E→F→G→A→B→C このようになります。
実際に鳴らしてみるとこんな感じ。
では今度はEから全全半全全全半と上げていくとどうなるでしょうか。
E→F#→G#→A→B→C#→D#→E こうなっています。
#がいっぱいついていますよね。多分音楽の教科書や楽譜でこんなものを見たことがあるかと思います。
これも鳴らしてみると。
これ実はEメジャースケールなんです。F、G、C、Dには常に#を付けてくださいねって記号です。
は?#とか考えるの面倒なんじゃ!なんてことで全て#をつけずにEから始めるとこうなります。
響きが違いますよね。これはメジャースケールじゃないので、上の2つとは違った感じに聞こえます。
全てのメジャースケールはこのように、全全半全全全半の関係になっているので、キーとなる音を決めた後に全全半全全全半と上げてみれば使える音がわかる、ということです。
これで全てのメジャースケールが作れるようになりましたね!
マイナースケールの場合は「全半全全半全全」にしてあげれば大丈夫です。
あとはメジャーと全く同じ!
厳密に言えばマイナーはもっと難しいのですが、これくらいの知識でもOKです。
では次にコードのお話をしましょう。
m7!sus4!add9!はい、知ってればお得ですが、知らなくても大丈夫です。
簡単なメジャーコードとマイナーコードだけ覚えましょう。
メジャー、マイナーと言ってもさっきのスケールとはまた別の話なので混同しないように!
まずメジャーコードからいきましょう。
元となる音を決めたらそこに半音4つ分、7つ分上の音を加えたらメジャーコード完成です。
例えばCメジャーコードは元になる音がCなので、そこから半音4つ分上にいくとEですね。では7つ分上はGですね。
なのでC・E・Gの3音がCメジャーコードの音になるわけです。
ちなみにCメジャーコードは次の表記方法があります。
C・CM・Cmaj・C△ ←これ全てCメジャーって意味です。
ではマイナーはどうでしょうか?
簡単です。元となる音から半音3つ分、7つ分上の音を使えばいいのです。
じゃあCマイナーはどうなるか。Cから見て半音3つ分上はD#、7つ分上はGですね。
なのでC・D#・Gの3音がCマイナーコードの音になります。
Cマイナーの表記方法は以下のいずれかです。
Cm・Cmin・C-・C-△ ←全てCマイナーという意味です。
どうでしょうか?メジャー、マイナーそれぞれのコードがこれで使えるようになりましたね!
とりあえずはこれくらいの知識を持っていればあとはなんとかなります。
頑張って覚えてくださいね!