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6.7thコードを使ってみよう

ここからステップアップして、色々なコードを使っていきましょう!

中でもかなりの頻度で出てくる7th(セブンス)の紹介をしていきます。

とか言いつつまずはおらさいの時間です。

メジャースケールとマイナースケールは覚えていますか?

CメジャースケールとCマイナースケールの構成音を考えてください!

・・・・・・

・・・・

・・・

・・

はい、答え合わせ!

メジャースケールはキーから「全全半全全全半」

よって、Cメジャースケールは「C・D・E・F・G・A・B」というのが構成音でしたね。

そしてマイナースケール「全半全全半全全」

Cマイナースケールは「C・D・D#・F・G・G#・A#」になります。

ではCメジャーコードとCマイナーコードはどうでしょうか?

・・・・・

・・・・

・・・

・・

メジャーコードは基音から半音4つ分と7つ分、マイナーコードは半音3つ分と7つ分上の音をくっつけたものでしたね。

そこからCメジャーコードは「C・E・G」、Cマイナーコードは「C・D#・G」とわかりますね。

では7thコードはどうなるのか。

7thコードには実は2種類あります。メジャーセブンスと、ドミナントセブンスです。

※ドミナントセブンスの方は「ドミナント」という言葉は省略されていることが多いので、以降省略します。

さて、この2種類を解説するには短7度と長7度という言葉が出てくるのですが・・・

この講座はできる限り理論を排して話をしていきたいので、もっと簡単に話をします。

・基音から半音10こ分上の音をメジャーコード、マイナーコードにつけたものがセブンス

・半音11こ分だとメジャーセブンス

こうなります。

また、Cのセブンスコードは

・Cメジャーセブンス(CM7、C△7)

・Cセブンス(C7)

・Cマイナーメジャーセブンス(CmM7、Cm△7)

・Cマイナーセブンス(Cm7)

※( )は表記方法

以上になります(マイナーメジャーセブンスって何やねんってなりますよね?僕もなります)。

では構成音は

・CM7(C・E・G・B)

・C7(C・E・G・A#)

・CmM7(C・D#・G・B)

​・Cm7(C・D#・B・A#)

こんな感じです。

まぁCmM7をはじめとした、マイナーメジャーセブンスってほぼ使いません。

僕も使ったことがないし、使った曲を見ることも稀です。

実際に全部聴いてみましょう。

CmM7の不安定さ、なんとなくわかりますか?

とりあえずどんな音かわかったところで、使い方はどうなんでしょう。

ザックリ言ってしまうと、セブンスを使うことで若干オシャレになるって感じでしょうか。

多分さっきのを聞いてもわからないと思うので、実際のコード進行の中でセブンスの有り無しを比較しましょうか。

|Ⅰ|Ⅵ|Ⅱ|Ⅴ|の進行でセブンス比較

どうでしょうか?このように、セブンスを使うかどうかでだいぶ印象が変わります。

今までの講座の中でメジャーコード、マイナーコードのみで作っていた方は、一部をセブンスに変えてみると曲の雰囲気が変わるかもしれません。是非試してみてください!

ちなみにCはM7なのに他は全部7なのはなんで?って思った方もいるかもしれないので解説をします。

今回はCメジャースケールを使っているので、C7の中のA#がスケール外になります。

なので今回はC7ではなくCM7を使っています。

他のコードも、AmM7やDmM7、GM7にするとスケール外の音が出てくるので単なる7にしているといった感じです。

別にスケール外を使ってもいいんですが、時と場合によりけりです。

スケール内の音を使うのが”無難”といった感じでしょうか。

次はsus4の話をしていきます。

5.楽曲の構成 に戻る

7.sus4を使ってみよう に進む

C→CM7→C7 -
00:00 / 00:00
Cm→CmM7→Cm7 -
00:00 / 00:00
C→Am→Dm→G -
00:00 / 00:00
CM7→Am7→Dm7→G7 -
00:00 / 00:00
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