top of page

4.メロディーを乗せよう

さて、前回の中で「キーはなんでもいい!」という話がありましたね。

なので今回も適当にキーを選びましょう。

・・・・・・

・・・・

・・

よし、Eメジャーにしよう。

ってわけで、今までの話の中で使える音程とコードの話がありましたね。

【おさらい】

・メジャースケールは最初の音から全全半全全全半

・Ⅶは特殊なので使わない、Ⅱ・Ⅲ・Ⅵはマイナーコードにする

この2点を守って使える音程とコードを割り出しましょう。

使える音程は「E・F#・G#・A・B・C#・D#」

使えるコードは「E・F#m・G#m・A・B・C#m」

あ、今回はたまたま#のところがマイナーになっていますが、無関係です。

CメジャースケールなんかはDmとかEmって風に#つかないですからね。

話が脱線しましたが、コード進行は正直変な感じがしなければなんでもいいので、適当にやっちゃってください。

​今回は

​このような進行にしました。

ちなみにこの画像はCubaseのコードトラックというものです。

コードを置いていくだけで、設定した音源でコードを鳴らしてくれるとても便利な機能です。

これを数字に置き換えると|Ⅰ|Ⅳ|Ⅴ|Ⅵ|Ⅰ|Ⅵ|Ⅱ|Ⅴ|ですね。

ではこの進行を実際に鳴らしてみましょう。

実際にこのコードにメロディをつけていくわけですが、上に書いた音程であればなんでもいいです。

「E・F#・G#・A・B・C#・D#」でしたね。

とは言え、いきなりなんでもいいなんて言われると困るかと思いますので1つコツを言います。

Eメジャーのコードは構成音が「E・G#・B」となっているので、この音のどれかから始めると安定します。

​こんな感じで、慣れないうちはコードの構成音を最初に置くといいでしょう。

​実際にメロディーを作ってみました。

Cubaseの五線譜って超見にくいですよね・・・

​ってことで普段みなさんも使うであろうピアノロール画面。

​実際の音はこんな感じ。

このメロディーは適当に「使っていい音」を並べただけです。

メロディー作成時間5分です。

良いか悪いかは置いといて、別におかしな感じはないですよね。

ということで、キーとコード進行さえ作ってしまえば、そこに乗せるメロディーは無限大です。

使っていい音を並べていけばとりあえず曲としては成立します。

今回は未経験者・初心者向けということで「使っていい音」と表現していますが、実際は他の音を使ってもいいんです。

やってみるとわかりますが、不用意に使うとおかしくなります。

例として、さっきのメロディーを少しいじって「使っていい音」以外も適当に並べてみます。

どうですか!どういう感想を持ちましたか?

僕はこの音を聞いてて若干気持ち悪くなりました。

ただ、これって絶対使っちゃダメってわけじゃないんです。

​実際ホラーのBGMとか不安を煽るような曲にはこの不安定さが逆に使えそうじゃないですか?

今回のメロディーはただただ気持ち悪いだけですが!

要は使いどころが正しければ「使っていい音」以外を使っても構わないのです。

ここから先はみなさんの感性に従って、いいな!と思えるメロディーを生み出すだけです!

ここまでの知識だけあれば作曲すること自体はできます!

※ちなみに「使っていい音」以外というのはあくまで最初に使うと失敗するのが目に見えてわかっているのでそういった表現をしましたが、「スケール外の音」と表現されることが多いです。

次のページでは楽曲の構成について書いていきます。

3.キーを決定してコード進行を作ろう に戻る

5.楽曲の構成

20bbd2ae49b7c42ed2a018cf406ce9ac.png
コード進行 -
00:00 / 00:00
c73d4516c2307908a9f7bcc15ec73561.png
c2c3e29025d94fc009b1c68b3930b803.png
メロディー付けてみた - Unknown Artist
00:00 / 00:00
使わないほうがいいでしょ? -
00:00 / 00:00
bottom of page