top of page

まずキー(元となる音)の決定。

正直に言いましょう。

 

なんでもいいです!

 

もう好きにやってくれちゃっていいんです。

とりあえずメジャー(明るめ)かマイナー(暗め)の決定を先にしましょう。

 

例えばメジャーに決定しました。

じゃあどの音を使えばいいのか。

ぶっちゃけどれ使ってもいいです。

 

んー、そうですね。カラオケとかで+5とかー3とかした経験ないでしょうか?

あれって結局転調(キーを変えてる)してるだけなんですよね。

だからどのキーを使っても全く問題はないので。

強いていえばギターが入るのならCメジャーはちょっと弾きにくいとかあるにはあります。

あとはボーカルの音域によって決めるのが一般的です。

弦楽器を使わず、なおかつボカロに歌わせるので音域なんて関係ないっていうのであれば気分で決めちゃってもいいです。

 

ではキーを決めたらコード進行を作っていくわけですが、作りやすいメジャーを例にしてお話をしていきます。

すみません、ここでちょっと覚えてもらいたいことがあります(;・∀・)

まずはキーを決定したらその音をⅠとして、Ⅰ~Ⅶまでの数字を付けて欲しいのです。

例えばキーをAにしました。

A→Ⅰ

B→Ⅱ

C→Ⅲ

D→Ⅳ

E→Ⅴ

F→Ⅵ

G→Ⅶ

こういった感じにです。アルファベット順に数字を並べるだけです。

 

そこに前回の講座で覚えてもらったAメジャースケールを取り入れると・・・

Aから全全半全全全半でしたね。

ですので使える音はA・B・C#・D・E・F#・G#です。

 

コード進行を作る上で大事なのはⅠ、Ⅳ、Ⅴのコードです。

これらはそれぞれトニック、サブドミナント、ドミナント(名前は覚えなくていいです)と言って重要な役割を持っています。

極端に言えばこの3つだけのコードでも曲として成り立ちます。実際そういう曲もあったりします。

そしてⅡ・Ⅲ・Ⅵ・Ⅶは代理コードです。

Ⅰ→ⅢかⅥ

Ⅳ→Ⅱ

Ⅴ→Ⅶ

このように置き換えることができます。

 

とりあえずⅦはm♭5というのがくっついて複雑になりがちなので使わない方向で行きましょう(dimでも同じ意味です)。

まずⅡ・Ⅲ・Ⅵはマイナーコードにしてください。

そうすればその曲で使えるコートがある程度確定します。

 

今回使えるコードは

A・Bm・C#m・D・E・F#m・(G#m♭5=Gdim)ということですね。

 

はい、ここまでくればあとは感性の問題です。

Ⅰ~Ⅵのうちの数字をⅠ・Ⅳ・Ⅴ中心に並べていけばいいのです。

細かいことを言えばⅠはⅣに、ⅤはⅠに繋がりやすい性質を持っている、なんてこともありますが、好きにやってくれて大丈夫です。

実際に音を並べてみて、違和感があれば変えればいい、それだけのことです。

プロが作った曲の進行を真似しても大丈夫です(コード進行に著作権はありません)。

 

では参考までに以前作曲した「雨上がり」という曲のイントロ部分の進行を紹介しますね。

この曲はキーがAで、進行が|A|E|F#m|A|D|E|F#m|A|これを2回繰り返し、です。

さっきのⅠ~Ⅶに置き換えると、|Ⅰ|Ⅴ|Ⅵ|Ⅰ|Ⅳ|Ⅴ|Ⅵ|Ⅰ|ということになります。

※| |で囲われた部分が1小節です。例えば|Ⅰ Ⅳ|Ⅴ|だとⅠとⅣの進行で1小節という意味になります。

実際に鳴らしてみると

 

 

 

 

 

 

こんな感じになります。

ここからはアレンジで変えていくのですが、コード内の音を使っていけば大丈夫です。

コードを元にピアノをアレンジしたのがこちら。

 

 

 

 

 

そして他の楽器も追加

 

 

 

 

 

なんとなくわかると思いますが、作曲よりアレンジの方が大変です(;・∀・)

 

ということで、こんな感じにやっていけばいい、というのはある程度わかったでしょうか?

小ネタですが、AメロとBメロで変化をつけたい!というのであればBメロにⅢのコードを入れると雰囲気が変わりますよ!

 

コード進行は自由ですが重要です。よく聞いて決定してくださいね!

 

2.最低限押さえておきたい知識 に戻る

 

4.メロディーを乗せよう に進む

 

雨上がりコード - Brilliant Musics
00:00
雨上がり - Brilliant Musics
00:00
雨上がりイントロALL - Brilliant Musics
00:00

3.キーを決定してコード進行を作ろう

bottom of page